■ 2013/01/17(Thu) 21:39

正月に書いたやつ2

20130107
こんなに体調悪いのは久しぶりだからちょっと書いておこうと思う

『あれ？そろそろ起きなきゃじゃない？』
母親の声で目が覚めた頭の左半分がズキズキと痛い
もう少し寝ていたいと思いながら時間を確認する
携帯電話に表示された時間を見ると7時21分
あぁ、寝てらんねぇな、起きるかと上半身を起こすと
胸元が寝汗で冷たくひどく不快だった
うぇーとシャツの胸元を引っ張ると不意に
いつもの握りつぶされる様な胃の痛みがくる
急いで水を飲むフラフラしながら深呼吸をして
痛みが和らぐのを待つ

急がんとなぁ、とシャワーを浴び始める
頭を洗い終えたあたりでまた胃が痛み始めた
あまり飲みたくはないが背に腹はかえられない
風呂場の蛇口から水を飲む
なかなかおさまらない、いたい、いたい、、、
しかしそうダラダラともしてられない
痛みをこらえながら髪にトリートメントを塗り身体を洗い始める
脚を洗うあたりで身体が小刻みに震えている事に気が付く
身体についた泡をシャワーで流そうと立ち上がると
震えが激しくなり立っていられなくなった
きっと寒いんだ早々に出ようと顔を洗いトリートメントを流す
髪と身体の水気を払い浴室から出る
震えで脚が滑りそうになる
あらかた身体を拭くと口の奥から酸味がこみ上げてくる
あー、まずいな、これもどすぞ、、、と思い終えるか
終えないかのうちにバスタオルを放り投げ足はトイレへかけ出していた
間一髪間に合った
透明で少し錆びた色の胃液を便器にジャバジャバと盛大に吐き出した
ようやく落ち着いてトイレットペーパーで口をぬぐい水を流す
酒以外で吐くの何年ぶりだ？とか思いながら
浴室に戻り口をゆすいで髪と身体を拭いた
下着を身につけジャージを履いてまだもどしそうだと思いながら
母親に具合が悪いから今日は休むと宣言した
ノロ・ヴィルスという言葉が脳裏をかすめる
いやいや、下痢はしていないからそうではないだろう

髪の水分をもう一度ぬぐい布団にくるまって座りタンスに背を預けると
身体がガタガタと震えていた
熱があるんじゃないかと体温を図る
体温計を脇に挟んでしばらく待つ
なかなかアラームがならない、、、
やっと鳴ったと表示を確認する35.3℃熱はない
また口の中が酸っぱい気がする
髪をまとめて準備をする
今度は慌てずゆっくりとトイレへ
さっきよりも透明な胃液をまた便器の中に吐き出す
身体全部で胃の内容物を搾り出そうとするのがわかる
もどすのってひどく疲れるのな
口をぬぐい台所で口の中をゆすぎ
また布団にくるまり今度は寝転がった
視界の周りにもやがかかっている、あぁ、しんどい、、、

横にはなってはいるが眠れない
そのうち母親が出勤する
しばらく横になって居ると少し落ち着いてきた
時間を確認すると9時44分会社に休む連絡をする

タバコを吸おうとも思わないあたりで相当きてるなと思う
ゲームをしようとも思わない
ただただじっと横になっていた
少し眠っては起きてを繰り返して日がくれた
腹減ったとは思うが何か食べたいとは思わなかった