■ 2013/01/17(Thu) 21:38

正月に書いたやつ1

20130105
一人の時間
静かで自分が立てる音以外はほとんど物音のしない
シンと静まり返った部屋
時計の針の音
蛍光灯の音
隣人の足音
そんな普段聴こうと耳を澄まさなければ聴こえてこない音が
当然の様に輪郭を持ち聴こえてくる
一人の静かな時間

こういう時は決まって普段小さく畳んで頭の片隅へ置いてある
いくつかの事が思考を支配する

仕事の事、生活の事、人間関係の事、金の事

どれもどう肯定的に考えても現状はすべてが手詰まりで
どれもが面倒でどれもが自力で打破する糸口すら見つからない
結果、生きている事の無意味さを感じずにはいられない
だからと言って自らの命を断つのも面倒でその度胸や覚悟もなく
周りの人達へかける面倒を考えると更に無駄で無意味である

そんな事を考えているうちに
『はぁ、死んじまいてぇ』と独り言ちる
なんとも都合のいい事である
自らはなんの覚悟もせず責任も考えず
突発的に事故に巻き込まれて死にたいという意味である
しかも出来れば長い苦痛を伴わない様な即死がいい
宝くじ以上の他力本願である

甘えるのも大概にしろ
普段たたいてる大口はどうした
偉そうに掲げてる理想論の一つでも実現してみろ
あぁ、本当に情けない嫌になる

強引に何か違う事で頭の中をいっぱいにして
小さく畳んで出来るだけ目の付きにくいところに置いておく