■ 2007/10/21(Sun) 04:13

最近は真剣に考えるという行為を酔っている時以外は
なるべくしないようにしようと心がていたのだけれど
酔ってても本当に真剣に考え始めると全然酔いが回らない
もし酔っていたとしても酔いが覚めていくのが指先とか
足とかの感覚で分かるぐらいサッーと音を立てて覚めていく
考えれば考えるほど後ろ向きになっていくのは
私の性分だから仕方ないにしても程があるよなぁ?と思う
高校の頃ぐらいの真剣に考える事といえば自分はこの先何に
なりたいのか？そしてそのためには何をすればいいのか？と
とても単純で答えが必ず一つは見つかる事だけだったのに
齢を重ねるごとに考える事は複雑になり答えと言う答えが
見つからず導き出した答えを選択したところでまったく
何がどうなる訳でもなくそれが間違っていたのか
正しかったのかさえも分からない
そんなことばかりが日常を埋め尽くしだんだん疑心暗鬼になり
全てが信用できなくなり、楽しい事が楽しくなくなり
つまらない事はもっとつまらなくなる。
それだけならまだましなのだろうが
今の自分自身に一番危機として感じているのは
何も感じなくなってきている事であり
全てがただただ平坦に過ぎていくことがものすごく怖い
平坦に過ぎる事はとても怖ろしい事である。
夜のつかの間の休息の前に今日は何があっただろうと
考えた時に何も思い浮かばない
ただ黙々と仕事していたと言う事しか
頭の中にひらめかないそれはとても怖ろしく寂しく
悲しいことであると自分は思う。